いま住んでいる家の近くにはわりと大きな公園があって、
晴れた日にはよく散歩に行きます。
大きな池にはたくさんの野鳥がいて
その池をぐるりとたくさんの木が囲んでいて
公園の中に入ったら
建物も電線も見えなくて
まるで東京じゃないみたい。
とてもお気に入りの公園です。
このあいだまで濃い緑色をして
蝉の声をわんわんと響かせていた木々は
もう、おもいおもいの色で
公園を空気ごと染め変えていて、
湿った土のうえにはらはらと降る落ち葉
ならぶ足音
枝葉を揺らしさざ波を立て、
顔をなでていくつめたい風
斜めに射しこむ陽の光のあたたかさ
水面をさらう水鳥たちの嘴の音
カモのぷっくりしたほっぺとつぶらな瞳
そのすべてがつくりだす秋の景色と
のどかな空気を体じゅうにめぐらせると
生きててよかった
と、ふと思ったりします。
2008年11月30日
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